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住人の紹介(ぴーちゃん♂) [オカメインコ]

2018年2月末日・・・。我が家にやってきた「ぴーちゃん♂」
オカメインコ ノーマルの♂ 【2005年1月(酉年)生まれ】

実はこの仔、望んでウチにやってきたわけではありません。

望んでという言葉、不適切かも知れませんね?
他のインコたちも望んで我が家にきたわけではないし・・・。しろにしてもインコちゃんにしてもザクちゃんにしても、人間と同じように会話出来たら「お前が勝手に買ったんだろ!この人(鳥)さらい!」っと言われるかも知れません。

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それはそれとして・・・。
このぴーちゃんは、ある老夫婦に13年間大切に育てられていました。ところがおじいちゃんが、ある日、要介護状態になり、おばあさんも足が悪くて、お世話が出来ない状態に。

この老夫婦を病院へ送迎していた介護タクシーの運転手さんが、たまたま私たち家族の知人の知人で「引き取ってもらえる人いないかな?大事に育ててくれる人いないかな?」ということで、我が家に連絡がきました。

まだ、手さぐりのインコ飼育なので、大事に育てられるかどうかは分かりませんが、嫁さまが「なんちゃってペーパー獣医」だということも知っていたので、お声がかかったのかも知れません。ただ、私に言わせたら「なんちゃってですよー!!!」っと大声で叫びたいところもありますが・・・。

でも、そのまま引き取り手がない場合は役所による殺処分などという最悪のケースも老夫婦は考えていたようなので、我が家にとっては、3羽も4羽も世話は同じ!ということで、里子のお話をお受けしました。

そして、その後・・・。残念なことに、ぴーちゃんの大好きなおじいちゃんは旅立たれたとのこと。ぴーちゃんを引き取って3カ月ほどになりますが、やはり実の買主ではないことを彼は分かっていることでしょう。

他の仔と違って「遠慮」や「寂しさ」のようなものも何となく伝わってきます。

おじいちゃんとおばあさんの家にいた最後のほうは、おじいちゃんの体の自由もきかなくなっていたようで、ちゃんとしたお世話も出来なかったのでしょう・・・。引き取った際のケージは汚れていて、餌も十分な状態ではなかったようで若干痩せておりました。

後でおばあさんに聞いた話では、家に誰もいないと餌を食べない。ずっと帰ってくるのを待っているとのことでした。しろも単独で飼っている時は部屋に誰かいないと餌を食べずに寂しそうに待っているところを何度も見たことがありました。

寂しいぴーちゃんにとっては、ウザすぎるくらいに賑やかな我が家の鳥どもは良い気晴らしになったのかも知れません。今では部屋に誰もいなくても餌をしっかり食べ、他の鳥(インコちゃん)とじゃれあいながら(喧嘩して)それなりに楽しんでいるように感じます。

ただそれでもやはり、前の飼い主さんは忘れられないのでしょうね。先日、数ヶ月ぶりに、おじいちゃんの49日が終わった報告をするために、おばあさんがぴーちゃんに会いに来た時、いつもは警戒心バリバリのぴーちゃんが、おばあさんの肩に!

数ヶ月会わなくても、ちゃんと飼い主を覚えてるんですね。

インコって、人間の乳幼児くらいの知能があるとよく言われますが、ここ2~3年のインコ飼育で、頭が良いと言われている理由が分かるような気がします。

13歳のぴーちゃん、オカメインコの平均寿命から言えば、折り返し地点通過のお年頃。これからは当然下り坂になってくると思いますが、大好きだったおじいちゃんの分まで我が家で長生きして欲しいと思います。

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